| 11.手帳製本 |
a.何故糸綴りなのか?
手帳の場合1年間以上毎日使用するものが多い為に、強度が必要とされます。
また、小型の物が多く更に書き込みをしますので、本の開きが良いことも重要なポイントとなります。
そのために、糸で綴じる物が昔より主流となっていますが、最近では値段の問題で糸綴りしていない物も出てきています。
b.見返しがべた貼り(全面貼り)なのは?
上記の糸綴り同様元来は強度の問題により、多くの手帳は本文と見返しの全面貼り付けが主流でした。
しかし現在はデザイン上の問題や手帳製本以外のメーカーで作業ができない等の問題で、
細貼り(のど貼り)の手帳も増えてきています。
*のど貼り?
のど貼りは見返しと本文をのどだけで付けたものです。通常の貼りかたです(並製・上製式)手帳屋によってほそ貼り、
のど貼り等呼び方があります
c.見出し抜き(アドレス帳のインデックス)はどうやって作るの?
ほとんどの方は紙を先に切って製本すると思われているでしょうが、手帳の場合インデックスの無い通常の手帳を
製本(作成)してその後に、何枚ずつ切るかを決めて(通常1〜10枚位)抜型で切り落としていきます。
また印刷(あ・か・さ・た・な等)は通常切り終った後に凸版で印刷します。
最近ではその上にコーテイングして強度を高めた物もあります。
d.小口金付けとは?
昔から手帳の小口、天地、(本の横の部分)に金箔や色を塗ったものが多く見られます。
通常は装飾的な意味で作成しますが、昔は磨き作業が必要でした。(色のつやをだしたり、金の乗りをよくする為必要)
しかし現在は時間と単価の問題で少なくなってきています。
又一説によると金付けした物は紙で手を切ることが無い為につけているとも言われています。