【さ】
雑誌 (ざっし、Magazine)
週刊、月刊、季刊、年刊などのように定期的に出版されたものです
ニュース性のある記事やジャンル別の様々な事柄を集められた出版物です
新聞と書籍の中間的な存在になります
大学、学会、特定の業界団体が刊行する研究年報
論文集、技術情報誌もこの中に含まれます
図書館では、これらを「逐次刊行物(ちくじかんこうぶつ)」と呼びます
上製本(じょうせいぼん)
ボール紙に紙・布・革等を張りつけ本文を包んだ製本
耐久性・耐腐性に優れています
綴じた背の形には、背の平らな「角背」と
背の丸い「丸背」の2種類があります
丸背は高級感がありますが
本の厚さが約15mm以上(150ページ程度)のものに限ります
背が平らな角背上製本は 低料金で仕上がりが早いため
提出用の学位論文等に利用されています
装丁された外装は同じように見えますが
本の開き、強度面からみて、本文の枚数が多い場合や使用頻度の高いもの等に関しては
丸背上製本が使われます
スクリーン印刷(すくりーんいんさつ)
版に穴をあけて上にインキをのせて
穴からしみ出させる孔版という版式を使って印刷方法です
オフセット印刷よりもインキを多く乗せることができるので
色が濃く、耐久性に優れています
版材にシルク、ナイロン、ステンレスなどの糸で織ったスクリーン(紗)を
使ったシルクスクリーン印刷は、ポスター制作によく使われるほか
布地・CD・瓶などさまざまな素材の表面に印刷することができます
謄写版(ガリ版)印刷はスクリーン印刷の一種です
製本(せいほん)(Bookbinding, PostPress)
印刷された紙や白紙を接着剤・針金・糸・リングなどで綴じて表紙をつけ
本の形にすることをいいます
上製本(本製本)と仮製本(並製本)があり
仮製本は耐久性が低くなっています
製本の方式によってのどの開きが異なるので綴じ方をどのようにするか
レイアウトは重要です
和式の場合は綴じ方が外部に見えるので装飾的な綴じが施されています
背丁(せちょう)
乱丁や落丁を防ぐために、各折り丁の背の部分に刷り込んだ記号です
書名と折丁の順序を示す番号が印刷されています
また一般的には、背丁と一緒に ■などの記号も刷り込まれてます
これは「背標」とよばれるもので、折の並べ方が正しければ
■などの記号がちょうど階段状に並ぶようになっています
背幅(せはば)
平綴じの本の、背表紙の厚さの寸法のことです
本の表紙やカバー(ジャケット)のデザインや版下製作の際には
本の背幅がわかっている必要があります
背幅は実際に使用する紙で束(つか)見本を作って測って調べます
接着剤(せっちゃくざい)
物同士をつなぐために使用する物質
塗料やラミネート・シーリング材なども
片面を接着するという概念から接着剤の一種に含まれる事があります
刷り出し(すりだし)
品質を点検するために印刷開始後にサンプルとして抜き出す印刷物
色校正の校了紙とつき合わせて、赤字は修正されているか
インキの量が適切で校了紙と同じ色が出ているか
ページの面付けや見当合わせは正しいか、汚れやかすれがないかなどを点検する
刷り出しの点検は印刷所内で行われるものだが
編集者が印刷所に出向いて「刷り出しの立ち会い」をすることもある
セット糊製本(セットのりせいほん)
主にノーカーボン紙を使った複写伝票の製本様式です
専用の糊を使うことにより伝票丁合機による丁合
断裁機による断裁ののちセット糊を糊付けして
自然乾燥させると、複写伝票が1セットごとに自然に分離します
分冊する手間がかからず、大量の伝票を製本する場合に使われます
通常の手書きによる書き込み以外にもドットインパクト方式のプリンタで
複写印字することも可能です
1セット当りの複写枚数や仕上がり寸法にもよるが
250-500set枚に帯び掛けをして完成します
装丁(そうてい)
本の内容にあわせて本全体の体裁を飾り整えることです
装本、ブックデザインともいう。読みやすく内容と調和した体裁にするために、
表紙をはじめカバー・箱・見返し・扉などのデザインや用紙の選択、
本文レイアウトや書体・級数までを含めて考えます
カバー・表紙のデザインのみを指して狭義に用いられることもあります
装丁をするには本の構造や材料の知識も必要です